奥が深いクロムハーツの刻印話

クロムハーツの刻印

1989年創業から現在に至るまで、世界中の人に愛されているクロムハーツ。創業者本人が元々職人なだけあって、デザインとクオリティの高さはお見事の一言です。90年代に入ると日本にも上陸し、ストリートを中心に爆発的に広がりました。
クロムハーツは深く探れば探るほど、奥が深いブランドです。奥の深さは、刻印1つでハッキリと出ています。クロムハーツの世界をよりディープに知るために、指輪などのアクセサリーに刻まれている刻印について取り上げます。

刻印を見れば製造年が分かる

クロムハーツの指輪であれば、内側に製造年の刻印が記されています。1989年〜1993年と刻まれている刻印の場合、ブランド立ち上げ初期に作られたものになります。世界的に広がる前に作られたものになるため、偽物は多く出回っていません。偽物が少ないというだけで「ゼロ」という訳ではないので、ご注意ください。
1994年〜1999年頃になると、世界中でクロムハーツが大ブームに。偽物も多く出回るようになりました。しかし偽物製造の技術がそこまで高くないため、偽物か本物かを見分けるのは簡単です。問題は2000年以降の刻印が刻まれているアイテム。偽物製造技術が飛躍的に向上したこともあり、見分けるのは難しくなるでしょう。

刻印を見れば本物か偽物かも分かる可能性がある

偽物かどうかを見分けるポイントとしては、バラバラになっているかどうかになります。クロムハーツは、職人の手によって1本1本手作りで生み出しています。当たり前ですが、刻印も手作りです。手作りとなると、何をどうしてもバラツキは出てくるもの。
一方で偽物の場合は、専用の型で刻印を入れていると思われます。ゆえに不思議と均等になっているのです。ただし、全ての偽物が該当している訳ではございません。あくまでも「1つの目安」として、捉えていただければと存じます。

偽物のクロムハーツには要注意!

クロムハーツの指輪の多くは、シルバーで作られています。質の悪いシルバーであれば簡単に手に入るため、偽物のも多く出回っています。
刻印“だけ”で判断はできませんが、少しでも知識として頭に入れていただければ幸いです。